(鷲見のツララ)
3月5日 鷲見川
ここ数日は随分と冷え込んだ。
それで鷲見へ行く。ツララ撮りです。
白鳥町の田んぼの雪はほぼ消えかかっておりますが、長滝あたりでは真っ白になって、高鷲ではもっと多く、目的の鷲見上流では1m近いの積雪。たまげます。でも雪は硬く締まってて踏み抜く不安もなく歩けます。
車を止めてマフラー巻いて手袋して、トコトコと雪の上を歩いて川へ降りる。するとあちこちにツララがあって目移りするくらい。バシャバシャ写真を撮る。で、30分くらいしてハタッと気づいた。「なんか、同じ写真ばっか撮っとるなあ〜」それに、小ぶりなツララばかりで、大きな立派なツララがない。
多分、先週以前に降った雨で増水して、そんなツララはみんな流されてしまったのだと思う。
ツララ撮りは、2月初めの雪代が出る前がよろしいみたいです。
それから竿も振ったけど、やっぱりニンフには雪代は厳しく、なんにも反応せなんだ。
釣りもやっぱり雪代前でないと厳しいな。でもここへその時期に来たら遭難する。そもそも私には来られないか。
以下、その日の写真。(戻るときには、プラウザの「戻る」をクリックして下さい。「×」をクリックするとサイトごと閉じてしまいます)

3月20日 古道・粥川
一昨年のオフに作った6’00”#3の竿ですが、どうも#3のつもりが#4になってしまって、結局作シーズンは、ほとんど使わなかった。それで去年のオフにバット部だけ作リ直した。おもいっきり細く。
今日はその竿を試したかったので、小さな小さな谷の古道の奥へ行った。
まずドライフライの#16を12ftのリーダーに付けて振る。去年の竿だったらラインを3mは出さないと振れなかったけれど、今回の竿はラインが1mも出てれば十分に振れる。なかなか調子よいです。ただお魚の調子は極めて悪く、ドライには1匹も出なかった。
それで#16のニンフにして15cmを1匹。ニンフ仕掛けでも普通に振れた。この竿のテーパー、成功です。多分・・。

そこですぐに先行者の車のとこまで来てしまったので場所移動。栗巣の上流へ行くも釣り人だらけ。やむなく引き返す途中、アキオに見られた。「おまえは、この世間が大変な事になっとるのに、何をのほほんと過ごしておるのだ!」そう言われたような気がした。
そして粥川の小さな小さな支流へ行く。
やっぱり6’00”#3の竿。#16のドライフライ。ここは意外と落差があって枝が張り出して振りにくい。でも竿が短い分なんとかなる。仔アマゴも時々見える。でも釣れなんだ。仕方ないのでニンフに変えたところで雨が降り出して終了したのでした。

さて、今、川へ行って、昼食時に新しく購入したアグラ椅子にどっかりと腰を下ろしてカップうどんすすって、右側にビールを添えて本なんぞをのんびりと読んでると、なんだかとても世間様に申し訳ない気がする。
でももう、自粛はいいんでないの。景気良くしないと復興もままならないし。
帰宅後、ほんのちょっとだけど、日本赤十字に義援金を送った。

(まだ肌荒れしてます)
3月27日 土京川
今朝も冷え込んだけれど、天気は良くって車に乗ってるとポカポカして心地よい。和良への1時間のドライブもワクワクする。
そして10時半に土京へ着いた。なるべく浅くて日当たりの良いポイント。
でも車から降りると北風がビューと吹いた。寒い!!。ハッチも全く無し。とりあえず竿を出すも、1時間で挫けた。

さてどうしようか。下流か鹿倉かとも思ったけれど、そこだともっと風が強そう。いっそ上流なら風が弱くてなんとかなるんではないか・・・、と思って上流へ。そしてとりあえず昼食。その間に風も収まらんかと・・。
あぐらイスを出して、そこにどっかと座ってスポーツスターに火を着けてお湯を沸かす。その間にプシュリとやって文庫本を開く。するとビューと風が吹いて、杉林から昨日降った雪が舞い落ちる。う〜ん、寒い。車の中へ。
カップうどんすすって再び川へ。
すると、あちこちにツララが。何枚も撮ったけれど、さすがに鷲見のそれには劣るので全部ゴミ箱へ。日陰は昨日の雪に覆われてて、とても釣れる気はせん。
でもある一区間だけ、おおよそ200mくらいの間の浅い淵にだけ、そこそこの魚影が見えた。そのほとんどは私の姿に驚いて逃げてったけど、1匹だけ、#18のニンフに食いついた。